NEXT to KYOTOでお得旅!宿泊費が高騰する京都の代わりに滋賀を選ぶという選択肢

節約屋

近年、京都市内のホテル宿泊費は大きく上昇しています。特にゴールデンウィークや大型連休の時期には、人気の観光地ということもあり予約が取りにくく、価格も高騰しがちです。そこで注目されているのが「NEXT to KYOTO」、つまり隣接する滋賀県に宿泊して京都を訪れるという旅スタイルです。

今回は、宿泊費・空室率・観光地までのアクセス・関西万博への移動時間などのデータをもとに、滋賀県ホテルの選択の可能性を徹底的に分析します。

京都と滋賀の宿泊費を比較すると約6,800円の差

旅行予約サイトAgodaなどの統計によると、2025年時点での3つ星クラスホテルの平均価格は以下の通りです。

  • 滋賀県:およそ13,355円
  • 京都市内:およそ20,195円

その差はなんと6,800円以上。2泊、3泊と滞在が延びるほど費用の差も拡大します。同等グレードのホテルでありながら、場所が違うだけで支出が大きく変わるのです。

空室率の比較でわかる混雑度の違い

2025年春の最新統計では、客室稼働率は以下の通りです。

  • 滋賀県:稼働率56.2% → 空室率43.8%
  • 京都府:稼働率55.1% → 空室率44.9%

一見大差ないように見えますが、2024年のゴールデンウィーク時には、

  • 京都市内の主要ホテル稼働率:79.5%
  • 滋賀県の稼働率(全国平均を代用):約60%前後

京都市内はほぼ満室に近く、価格もピーク時水準に。一方、滋賀県は比較的余裕があり、予約も取りやすい傾向が見られました。

主な京都の観光地までのアクセスも良好

滋賀県に宿泊することで観光地が遠くなるのでは?と心配されがちですが、以下のように主要スポットまでは1時間以内でアクセス可能です。(※大津プリンスホテルから比較してみました)

  • びわ湖大津プリンスホテル → 清水寺:約43分/430円
  • 同 → 平安神宮:約58分/430円
  • 同 → 嵐山:約52分/440円

新快速や市バスが整っており、移動ストレスも少なく、日帰り観光に十分適しています。(※渋滞・混雑は考慮しておりません)

関西万博会場(夢洲)への移動時間も比較

2025年開催の関西万博(夢洲)へのアクセスも次の通りです。

  • 滋賀県(JR大津駅)から:約81分/1,570円
  • 京都市(京都駅)から:約70分/1,190円

滋賀の方が時間で約11分、運賃で約380円多くかかりますが、宿泊費の差(約6,800円)を考えれば十分カバーできます。

起点所要時間(目安)交通費(大人片道)中級クラスホテル平均宿泊費備考
滋賀県中心部
(JR大津駅)
約 81 分
– JR大津→大阪:39 分
– 徒歩10 分→梅田
– 地下鉄御堂筋線7 分→本町
– 地下鉄中央線25 分→夢洲
¥960+¥230+¥380=¥1,570約 ¥13,355JR琵琶湖線(新快速)利用 乗り換え案内・時刻表|全国をカバーする駅探で快適な移動を
Osaka Metro 御堂筋線・中央線利用 Osaka Metroひとりlabo
京都市中心部
(京都駅)
約 70 分
– JR京都→大阪:28 分
– 徒歩10 分→Umeda
– 地下鉄御堂筋線7 分→本町
– 地下鉄中央線25 分→夢洲
¥580+¥230+¥380=¥1,190約 ¥16,942JR琵琶湖線(快速)利用 乗り換え案内・時刻表|全国をカバーする駅探で快適な移動を
Osaka Metro 御堂筋線・中央線利用 Osaka Metroひとりlabo

滋賀県ならではの宿泊体験ができるホテル

滋賀県には、自然や湖を活かした個性的なホテルが揃っています。

  • びわ湖大津プリンスホテル:38階建て全室レイクビューの高層リゾート
  • おごと温泉 びわこ緑水亭:温泉露天風呂付きの客室でゆったり滞在
  • YANMAR SUNSET MARINA HOTEL:マリーナを望む静寂なスモールラグジュアリーホテル

京都では味わえない「水と静けさの贅沢」がここにはあります。

結論:費用・空室・アクセスすべてのバランスが良いのは滋賀県

データで比較すると、京都よりも滋賀県の方が

  • 宿泊費が安い
  • 空室率が高く予約が取りやすい
  • 観光地や万博会場へのアクセスも良好
  • 滋賀ならではの体験ができる

といった複数の利点があります。

京都観光や関西万博を計画している方は、「NEXT to KYOTO」の考え方で、滋賀県を拠点にしたスマートな旅を検討してみてはいかがでしょうか。快適で賢い選択になること間違いなしです。

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